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天井裏に150匹も…茶褐色の巨体で無数にうごめく「ワモンゴキブリ」が都内で増殖中。殺虫剤も効きにくい駆除業者泣かせの生態ゴキブリといえば、一般の家庭によく出没する黒くて大きな「クロゴキブリ」、あるいは飲食店でたまにみかける薄茶色で小さな「チャバネゴキブリ」をイメージする人が多いはずだが、近年、ゴキブリの第三勢力とでもいうべき「ワモンゴキブリ」の被害が、東京都内の繁華街で増えているという。
ワモンゴキブリは沖縄・九州〜西日本を中心に生息し、東日本にはあまりいないとされてきた。
メスだけでも繁殖可能!
繁殖力が強いのには理由があります。クロゴキブリやチャバネゴキブリはオスとメスが交尾することで子孫を増やしていきますが(有性生殖)、ワモンゴキブリは、交尾による繁殖だけでなく、メス単体での繁殖、「単為生殖」が可能なのです。
生息域が広がる理由
ワモンゴキブリは高温多湿の環境を好むため、もともとは九州・沖縄から関西までの西日本エリアを中心に生息していました。しかし近年は東日本の都心部にも生息域を広げていて、なかでも飲食店が多く集まったビルや繁華街での被害が増えています。
これには地球温暖化による気温上昇も少なからず影響していると思われますが、もっと大きな要因として考えられるのが、「温水食器洗い機」の普及です。
ビルの地下には通常、流し台や洗濯機から出る生活排水や水洗トイレの汚水を一時的に溜めておくコンクリート製の貯水槽(雑排水槽・汚水槽)が設置されています。近年、温水食器洗い機を導入する飲食店舗が増えたことで、この水槽に四六時中、大量の温水が流れ込むことになり、ワモンゴキブリが好む高温多湿の環境が一年中維持されることとなったのです。
貯水槽から天井裏へ…
では、地下の貯水槽で繁殖したワモンゴキブリは、どうやって飲食店の店内に入り込むのでしょう?古いビルの場合、貯水槽のコンクリートにひび割れが生じていることもあり、ゴキブリたちはそうした割れ目に入り込み、壁のなかを通って店舗の天井裏に移動します。そして天井のダウンライトのランプの根元の隙間をくぐり抜けて、店舗内に侵入してくるのです。
毒餌での駆除が難しい
クロゴキブリの場合は、殺虫スプレーや市販されている燻煙殺虫剤を使えば簡単に駆除可能です。
チャバネゴキブリの場合は殺虫剤に対する耐性を持っている個体も存在するので、プロの駆除業者は業務用のベイト剤や、ブロフラニリドという新しい殺虫成分の入った薬剤を使います。
体が大きく食欲旺盛なワモンゴキブリは、1匹でベイト剤をチャバネゴキブリ以上に大量に食べてしまういます。巣ごと全滅させようと思ったら大量のベイト剤が必要となり、多額の薬剤費用がかかってしまいます。
店舗の天井裏に150匹以上も
ワモンゴキブリの駆除は駆除業者にとって悩みの種だったのですが、私どもは天井裏に「残留噴霧処理」という駆除法を行うようになりました。残留噴霧とは、ゴキブリの通り道となっている壁際、床などに長期間効果が持続する殺虫剤を予め噴霧する駆除法で、薬剤がゴキブリの体に付着し、やがて体内に取り込まれて死滅します。
先日も都内の飲食店からワモンゴキブリの駆除を依頼され、天井裏に残留噴霧を行ったところ、想像以上の効果が確認できました。飲食店なので営業が終了してからの作業になり、深夜に薬剤を噴霧して明け方に店に戻ると、なんとそこには150匹以上ものワモンゴキブリが床一面にひっくり返って死んでいたのです。
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| 天井裏に150匹も…茶褐色の巨体で無数にうごめく「ワモンゴキブリ」が都内で増殖中。殺虫剤も効きにくい駆除業者泣かせの生態 …ドでは目に見える効果が得られなかったと講演されていました。 店舗の天井裏に150匹以上もこうした理由から、ワモンゴキブリの駆除は駆除業者にとって悩み… (出典:FNNプライムオンライン) |

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