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「まばたき」はなぜ、どのように進化した? 陸に上がる魚から起源の謎に迫る

地球上の生命は最初の数十億年の間、水の中に留まっていた。
3億7500万年前頃、一部の魚がおずおずと海を出て、乾いた陸地に上がった。
餌になりそうなものであふれ、捕食者もいないこのすばらしい新天地は、無限の可能性を秘めていた。しかし、陸に上がっても周囲がよく見えないのでは話にならない。 「もし彼らの目が水中での生活に適した作りをしていたなら、陸に上がったときには視界が非常にぼやけていたでしょう。
陸に上がった生物は、慢性的なドライアイ
にも悩まされていただろう。目に酸素を送ったり目を保護したりするために、角膜は常にぬれている必要があるからだ。
また、傷つきやすい目を守るために、ゴミを取り除く方法などを必要としていた。そこで、ほぼすべての四足動物が採用したのが、まばたきだった。

そこで研究者らが注目したのがマッドスキッパー(トビハゼやムツゴロウの仲間)という、アフリカとアジアの干潟に暮らす水陸両生の「歩く」魚だ。彼らは、四足動物とは別々にまばたきという行動を進化させてきた。

特製の水槽で観察したところ、マッドスキッパーは空気が乾燥しているときのほうがより頻繁にまばたきすることがわかった。
目に小さな粒子を付着させてみると、その97%はたった一度のまばたきで角膜から取り除かれた。
また、小さな柔らかい棒を使って目に触れてみる実験では、マッドスキッパーは四足動物と同じように反射的にまばたきをしていることがわかった。
これは、マッドスキッパーのまばたきが、人間のそれと同じ機能を果たしていることを示している。 「ここからわかるのは、目を引っ込めて、そのまわりに皮膚が折りたたまれるだけで、陸生生物と同じまばたきという行動ができるということです。
私たちの目のように、精巧または複雑な構造のものをもつ必要はないのです」とアイエロ氏は言う。

英プリマス大学の動物学者ブルーノ・シモンエス氏は、今回の研究成果を高く評価し、まばたきがなぜ、どのように生まれたのかを突き止めるために「みごとな方法」を用いたと称賛している。

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「まばたき」はなぜ、どのように進化した? 陸に上がる魚から起源の謎に迫る
…(トビハゼやムツゴロウの仲間)という、アフリカとアジアの干潟に暮らす水陸両生の「歩く」魚だ。彼らは、四足動物とは別々にまばたきという行動を進化させてきた。
(出典:ナショナル ジオグラフィック日本版)

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(出典 Twitter)

<5ちゃんねる>

1 すらいむ ★
「まばたき」はなぜ、どのように進化した? 陸に上がる魚から起源の謎に迫る
■干潟を「歩く」魚、トビハゼの仲間のまばたきを研究

2 名無しのひみつ
まずは目玉から修正なんだ・・・
気の長い話だなー
そういえばハゼといえばゴカイを食べるけど
まばたきはどこで使用するのだろう?

3 名無しのひみつ
要するに飛び出た目玉を引っ込めて保護する運動が、陸上ではまばたきとして使えるってことでしょ
たぶん

5 名無しのひみつ
そんなの使ってるのはカタツムリぐらいだろう
フグでさえ目を閉じる筋肉持ってたりする

4 名無しのひみつ
爬虫類とか鳥類は
まぶたが下についてるよね

<ツイッターより>

エンタメ大好き
@G3gLbaqfh0sCcw1

まばたきができる珍しい魚「ムツゴロウ」が、海から陸へ上がった人類の進化の謎を解くカギを握っている news.my-nikki.net/?p=145167

(出典 @G3gLbaqfh0sCcw1)