<関連記事>
天然記念物のヒブナ、100年前に金魚との交雑で誕生…遺伝子解析で突然変異説を覆すヒブナ生息地として国の天然記念物に指定されている北海道釧路市の春採湖(はるとりこ)では、約100年前に放流された金魚が野生のフナと交雑してヒブナが誕生したとする研究成果を、京都大や同市立博物館などのチームがまとめた。突然変異で生まれたという説が有力だったが、遺伝子解析で明らかになった。論文が、国際学術誌に掲載された。
ヒブナは、黄みを帯びた赤色(緋(ひ)色)の体が特徴のフナ。全国各地の川や湖などに生息するが、春採湖のヒブナの起源は詳しくわかっていなかった。
チームは、生態調査のため春採湖で捕獲したヒブナ35匹、フナ26匹の遺伝子を分析。その結果、ヒブナにのみ金魚と共通した特徴が確認された。一方、郷土史家がまとめた文献によると、大正初期の1916年に金魚3000匹が放流され、その6年後からヒブナが目撃され始めたという。
<全文はこちら>
天然記念物のヒブナ、100年前に金魚との交雑で誕生…遺伝子解析で突然変異説を覆す ヒブナ生息地として国の天然記念物に指定されている北海道釧路市の春採湖(はるとりこ)では、約100年前に放流された金魚が野生のフナと交雑してヒブナが誕… (出典:読売新聞オンライン) |
コメントする