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スピノサウルスの骨はペンギンのようだった、水中で狩りをしていた説が強まる証拠

スピノサウルスとその近縁の恐竜が水と強く結びついた生活をしていたことは、古生物学者の間で意見が一致している。だが、“怪物魚”のように水中を泳いで魚を捕食していたのか、サギのように岸辺で獲物を狙っていたのか、あるいはその中間なのかをめぐっては、以前から論争が続いている。

研究者たちは今回、膨大なデータを用いて、先史時代の肉食動物の骨密度を、さまざまな現生種や絶滅種と比較した。分析の結果、スピノサウルスと、その仲間で英国で発見されたバリオニクスは、骨密度がペンギンのように高かったことが明らかになった。これは、彼らが多くの時間を水中で過ごし、水中の獲物を狩っていた可能性を示唆している。

「ペンギンの泳ぎを観察するとわかりますが、ペンギンは水中で羽ばたきを止めた途端に、水面に向かって浮かび上がっていきます」とヘンダーソン氏は説明する。「スピノサウルスがあの体で苦もなく水中にとどまる方法など、私には思いつきません」
とはいえ、スピノサウルスがどのように泳ぎ、魚などの獲物を追いかけていたのかは、まだ詳しくはわかっていない。細長い体や、背中にあった巨大な帆のような突起は、他の水生生物に比べてあまりにも異例であり、科学者を当惑させ続けている。

スピノサウルスがどの程度泳げたのかを調べるため、ファブリ氏とイブラヒム氏のチームは2015年に新しい研究に着手し、6年がかりで完了させた。その時間の多くは、多種多様な動物についてできるだけ多くのデータを集めることに費やされた。ファブリ氏は多くの博物館に連絡を取り、研究のための標本収集に協力してくれるよう学芸員を説得した。  クジラのように陸上から水中に進出した動物において、進化の過程で最初に現れた特徴は、骨密度の上昇だった。骨を重くすることでバラスト(船を安定させるために船底に積む重量物)とし、潜水するためのエネルギーを節約したのだ。

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スピノサウルスの骨はペンギンのようだった、水中で狩りをしていた説が強まる証拠
…時間を水中で過ごし、水中の獲物を狩っていた可能性を示唆している。 「スピノサウルスは、浅瀬を歩くこともあったかもしれませんが、生態としては水中生活を送…
(出典:ナショナル ジオグラフィック日本版)

<5ちゃんねる>

1 すらいむ ★

最大級の肉食恐竜スピノサウルスはやはり潜れた?…潜水に適した骨、国際研究チームが論文

4 名無しのひみつ

潜水するなら、帆は邪魔になりそうだけどね。
完全に適応する前の段階だったのかな。


14 名無しのひみつ

>>4
背びれをネット検索して調べてみると
魚類の場合は、水中での回転制御となってるので、むしろグリグリ方向転換をしていたのだろうと言えそう
サカナと同じ役割とは限らないとは思うけども
むしろ体積や面積が大きいと水流の影響はより受けるから、あおられないように骨も重くしないとだし背びれも要るのかもしれない
ワニなら要らないだろうね


15 名無しのひみつ

>>14
古今の大型水生動物で発達した背びれを持つものはいない
逆に恐竜ではスピノサウルスの他に剣竜や雷竜の一部で大きな背びれが見られる
つまり状況的には背びれは陸生で意味を持つと言いうる
とここまで書いてシャチの背びれはかなり立派だなと思い直した


16 名無しのひみつ

>>15
シャチの半分ほどの3mだがバショウカジキはどうだろう


7 名無しのひみつ

水かきはあったのか


8 名無しのひみつ

爬虫類や哺乳類は収斂進化で似たような形態に進化したのに
恐竜に居ないのはなぜだ


11 名無しのひみつ

白亜期末の絶滅で空いた水生爬虫類のニッチをクジラが急速に埋めたように
現生の海生哺乳類があるとき絶滅したとして
その時ペンギンが生き残っていたら急速に巨大化してそのニッチ埋めるのかな

そうなったら恐竜全盛期に水生爬虫類はいても完全に水生適応した恐竜は現れなかったのに
広い意味で恐竜の仲間である鳥類からついに高度に水生適応した海棲恐竜が生まれることになる

と、ここまで考えてペンギンが卵生だったのを思い出しペンギンじゃ無理なことに気づく


12 名無しのひみつ

>>11
ペンギンの未来はともかく卵生かどうかはあまり関係ない
首長竜は胎生だったらしいし現生のサメにも疑似子宮に幼体を寄生させる種がいる


13 名無しのひみつ

帆を風に受けて
風上にも進めたのか

<ツイッターより>

ロコ
@RocoRobot

新しい発見は、スピノサウルスとその親族を含むグループであるスピノサウルスが水中での生活に適応したというケースを強化します-鳥以外のオンリーワンの既知のダイナソーはそうしました。 https://t.co/uzOctDKkKl

2022-03-26 15:00:02

(出典 @RocoRobot)

ニンニンニンと三変化@さすけ
@yoneta4

「スピノサウルスは水中を泳げた」ことが判明! 決め手は骨の密度 https://t.co/OjD9dDZxeS #スマートニュース

2022-03-26 12:45:34

(出典 @yoneta4)

なれの果て(無期脱北)
@m_natu

だんだんジュラシックパーク的なイメージから離れていくなぁ。。。 絵なんてもう完全に別物だよね。スピノサウルスの骨はペンギンのようだった、水中捕食説を補強 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト https://t.co/xsFVGNfbkQ

2022-03-26 10:23:42

(出典 @m_natu)

チョビ之助💉💉💉🦖 🦕 No.5287
@Cyobinosuke

スピノサウルスやバリオニクスの骨密度はペンギン並みだという。“スピノサウルスとその仲間を含むスピノサウルス類の恐竜が、非鳥類型恐竜としては唯一、水中生活に適応していたとする説を補強するものだ。”スピノサウルスの骨はペンギンのよ… https://t.co/BoKDvT1spb

2022-03-26 04:37:31

(出典 @Cyobinosuke)