
(出典 ゴキブリを奴隷化”するハチ その「残酷な方法」とは【えげつない寄生生物】(前編)|ニフティニュース)
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“ゴキブリを奴隷化”するハチ その「残酷な方法」とは【えげつない寄生生物】(前編)ゴキブリを襲う美しいハチ
ゴキブリに襲いかかるのは、エメラルドゴキブリバチという寄生バチです。このハチは名前の通り、宝石のエメラルドのようなハチです。メタリック光沢を持ち、脚の一部はオレンジ色ですが、それ以外の部分はエメラルド色に輝く美しい金属の調度品のようです。その美しさから、英語圏では「ジュエル・ワスプ(宝石バチ)」と呼ばれています。
エメラルドゴキブリバチは主に南アジア、アフリカ、太平洋諸島などの熱帯地域に分布するジガバチ(セナガアナバチの一種)の仲間で、体長は2センチ程度です。残念ながら、日本には住んでいません。
このハチの名前には「エメラルド」の他に「ゴキブリ」という言葉も入っています。お察しのように、このハチはその名の通り、ゴキブリだけを襲撃します。そして、その襲撃相手は、ワモンゴキブリやイエゴキブリなど自分よりも倍以上体の大きいゴキブリたちです。
しかも、先ほども少し触れましたが、ゴキブリはその素早さを武器に、走り去ったり、飛んだりすることもできます。自分の体よりも何倍も大きく、素早いゴキブリを襲撃して、成功する確率はかなり低そうに見えます。しかし、このエメラルドゴキブリバチには秘策があります。
1回目の麻酔は、2回目の注入のための準備です。前肢が麻痺したゴキブリはほとんど動けなくなります。その間に、より正確な場所を狙ってゴキブリの脳へ毒を送り込みます。
次の2回目の注入では、ゴキブリの逃避反射を制御する神経細胞を狙ってハチの毒が流入しています。つまり、1回目の注入で、ゴキブリを暴れないようにし、2回目の注入で「逃げる」という行動そのものを抑えていたのです。
2回目の注入の効果について明らかにした07年の論文があります。この論文では、エメラルドゴキブリバチの毒が神経伝達物質であるオクトパミンの受容体をブロックし、それによって「逃げる」という行動を抑制していたことが明らかとなっています。
逃げる気を失ってしまったゴキブリは、この後どうなってしまうのでしょう。
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ぼーっとするゴキブリ
他の昆虫やクモ類などを捕らえて巣に持ち帰り、自分の子どものエサにするハチは「狩りバチ」と呼ばれます。
これらのハチは、獲物を持ち帰る際、一発の毒で獲物を仮死状態にして巣に持ち帰ります。つまり、お持ち帰りできる大きさの獲物を狙います。
しかし、エメラルドゴキブリバチの獲物は自分の体よりも何倍も大きいワモンゴキブリです。 仮死状態になってしまったら、自分の力では巣に持ち帰ることができません。
そのために、仮死状態にはせず、より複雑な毒を組み合わせて、獲物を自分の足で歩かせるのです。
では、2回目の毒を脳に注入されたゴキブリのその後を見ていきましょう。
ゴキブリは麻酔から覚めると何事もなかったように起き上がります。
ほぼ無傷で元気に生きてはいます。
しかし、1回目の毒を注入された時と違い、もう暴れたり逃げようとしたりはしません。
それは、前項でもお話ししましたように、逃避反射を制御する神経細胞に毒を送り込まれているからです。
逃げる気を失ってしまったゴキブリはまるでハチの言いなりの奴隷です。
ゴキブリは自分の足で歩くこともできますし、普段通りの身づくろいなど自分の身の回りのことをすることもできます。
ただし動きが明らかに鈍く、自らの意志ではほとんど動きません。
このように2回毒を注入されたゴキブリは約72時間、遊泳能力や侵害反射が著しく低下しますが、一方で飛翔能力や反転能力は損なわれていないことが研究により明らかとなっています。
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<ツイッターより>
(出典 @terraformarsfan)
テラフォーマーズ
@terraformarsfan「エメラルドゴキブリバチ」美しいエメラルド色をした小さな蜂である ゴキブリの脳の逃避反射を司る部位だけを破壊し 生きたまま奴隷にする 奴隷となったゴキブリは自分の足で蜂の巣に入り腹に卵を産み付けられ 幼虫に内臓を食われる間も意識はハッキリとあるが逃げようとしない
(出典 @cv_33_l3)
サワハン・P・オカネナイネン
@cv_33_l3@noriatronde エメラルドゴキブリバチは凄いですよ
(出典 @hiroshi03378240)
ヒロシ@動物の豆知識をつぶやく男
@hiroshi03378240エメラルドゴキブリバチというハチのなかまは、ゴキブリをゾンビ化して卵を産み付け、その幼虫はゴキブリに寄生し生き餌とする。
(出典 @SuteIkibot)
素敵ないきものbot
@SuteIkibotエメラルドゴキブリバチ……この子を知ったときには驚いたなあ。簡単に言うと、ゴキブリの脳を改造して逃げられなくするんですよ。そうしたら巣穴に引き込んで、卵を産み付けて赤ちゃんの餌に。幼虫にかじられてもゴキブリは暴れませんし、逃げようともしません。そういう風に改造するんです。
(出典 @rtgyzw)
オレガノ
@rtgyzw“ゴキブリを奴隷化”するハチ その「残酷な方法」とは【えげつない寄生生物】(前編)(デイリー新潮)#Yahooニュースhttps://t.co/8r2ns3RbBZヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
(出典 @mashimanonews)
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@mashimanonews名前のインパクトから一発で忘れないハチエメラルドゴキブリバチ虫の名前は面白いものが多いですね冷静に考えるとカマキリて笑いやセミて笑笑“ゴキブリを奴隷化”するハチ その「残酷な方法」とは【えげつない寄生生物】(前編… https://t.co/AcI2eIX4Ye
(出典 @tattin333)
たっちん@移動式パワースポットin大阪✨
@tattin333これ書き方も命題としてもめちゃくちゃオモロかった!“ゴキブリを奴隷化”するハチ その「残酷な方法」とは【えげつない寄生生物】(前編)https://t.co/Ii2lqpSLRr【戦慄の寄生虫】「ゴキブリ」にとって最悪の… https://t.co/dJJL1O1xZ2
(出典 @alice525ssg)
あすか@2y♀+0y♂
@alice525ssgファーブル昆虫記大好きだった子供心の私がワクワクしながら読み始め、最終的に大人の私は記事を想像してうわぁぁぁってなった🤣“ゴキブリを奴隷化”するハチ その「残酷な方法」とは【えげつない寄生生物】(前編)(デイリー新潮)… https://t.co/HDlYNNDLrN
(出典 @hm_do)
はまだ
@hm_do“ゴキブリを奴隷化”するハチ その「残酷な方法」とは【えげつない寄生生物】(前編) https://t.co/E1EDl8dcYt #デイリー新潮きもすぎて泣きそうになりながらも面白くて読むのをやめられなかった
(出典 @qua_ka)
カクレ
@qua_ka“ゴキブリを奴隷化”するハチ その「残酷な方法」とは【えげつない寄生生物】(前編)(デイリー新潮)#Yahooニュースhttps://t.co/gmpYSEy7DQおもしろくて後編も読んじゃった…G視点からの物語が挟まれてて変に同情してしまう
(出典 @lindy_scotty)
スコッツ@部屋とYシャツとLeica。
@lindy_scotty名前がすでにやばい「エメラルドゴキブリバチ」“ゴキブリを奴隷化”するハチ その「残酷な方法」とは【えげつない寄生生物】(前編)(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース https://t.co/vGnCH3leuG
(出典 @biketto27)
びけっと
@biketto27虫は苦手なんだけど、こういう生態に関する記事は好きなんだなぁ、面白い。ロボトミーにまで興味出てしまった。“ゴキブリを奴隷化”するハチ その「残酷な方法」とは【えげつない寄生生物】(前編)(デイリー新潮) https://t.co/NTD2ukkyu9
(出典 @mayumix0709)
みくすぅ〜
@mayumix0709スゴイなぁ〜と思った。“ゴキブリを奴隷化”するハチ その「残酷な方法」とは【えげつない寄生生物】(前編)(デイリー新潮)#Yahooニュースhttps://t.co/PI55q5tOKA
(出典 @van_take)
ヴァンラーレ八戸界隈の他界したワニ元ドルヲタ
@van_takeマニアックで興味深い記事だと思ったら従姉弟が書いた本だったw“ゴキブリを奴隷化”するハチ その「残酷な方法」とは【えげつない寄生生物】(前編)(デイリー新潮)#Yahooニュースhttps://t.co/MtRvIo6jKa
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