<関連記事>
寄生虫がハイエナを「操作」、ライオンに襲われやすくなると判明「不気味」「ずるい」といったネガティブな印象の強いハイエナは、実はアフリカで最も成功している捕食者だ。しかし、そんな成功者の意外な一面が最新の研究で明らかになった。
ケニアのマサイマラ国立保護区で数十年にわたって集められたデータを分析したところ、トキソプラズマという寄生虫に感染したブチハイエナ(Crocuta crocuta)は、そうでない個体と比べると約4倍もライオンに殺されやすいという。特にトキソプラズマに感染した1歳未満の子ハイエナは、ライオンに近づきやすくなり、死因がわかる子どもはすべてライオンに殺されていた。ブチハイエナの子はライオンに狙われやすいため、ふつうはライオンに近づかず、ほとんどの時間を親の巣穴の近くで過ごしている。 「トキソプラズマに感染した個体とそうでない個体で、ライオンに近づく距離に大きな違いがあることを目の当たりにして愕然としました」と、米ミシガン州立大学の行動生態学者で、論文の共著者であるケイ・ホールキャンプ氏は語る。 トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)は単細胞の寄生性原虫で、ネコ科動物を終宿主とするが、ヒトを含む哺乳類や鳥類を中間宿主とし、世界人口の少なくとも3分の1が感染していると言われている。この寄生虫はネズミなどの宿主を操り、イエネコなどのネコ科動物の近くで大胆な行動を取らせてネコに寄生することが知られる。しかし、野生の大型哺乳類に同じような効果を及ぼすことが研究者によって確認されたのは、今回が初めてだ。
<全文はこちら>
![]() | 寄生虫がハイエナを「操作」、ライオンに襲われやすくなると判明 …たって集められたデータを分析したところ、トキソプラズマという寄生虫に感染したブチハイエナ(Crocuta crocuta)は、そうでない個体と比べると… (出典:ナショナル ジオグラフィック日本版) |
<5ちゃんねる>
寄生虫がハイエナを「操作」、ライオンに襲われやすくなると判明
ネコと関わりが深いトキソプラズマ、感染した子ハイエナの行動が大胆に
カタツムリでも似たような寄生虫がいると聞いたことがあるが、
哺乳類でもいたのだな。
お前らも腸内細菌が食べたいと思うものを食べさせられているんだよ
意識の機序の解明って、意外とこういった寄生虫や腸内細菌が行動を操作
する方法の研究から始まるのかもしれないね
人もこのウィルスに操作されてるやつがいるって
昔から言われてるよな
こいつがいると攻撃的だったり女性ならだらしなくて
やりマソだったりとか男性だと冒険家や登山家など
危険を顧みない人が寄生されてることが多いとか
なんか映画みたいな話だな
遊星からの物体Xみたい
この前のザリガニが抗うつ剤でってのもトキソプラズマ違うん?
ザリガニに蓄積されるほどそんなみんな抗うつ剤飲んでるわけねーだろ
食べたライオンはトキソプラズマに感染しないの?
ハイエナの餌をライオンが横取りするてやってた
本来ハイエナは狩りがうまい
ライオンは狩りが下手なのでハイエナが仕留めた獲物を横取りすることが多い
日本で広まっているイメージと現実は逆
ハイエナよりライオンが強いと言いうだけのこと。
肉食獣は横取りできる機会があれば横取りする。
チータの得物をハイエナが横取りしてる。
ハリガネムシとか住血線虫とかもそうだっけ。思いの外、宿主を操作するやつはその辺にたくさんいるのかもね。
コロナに感染した人が隔離されてるホテルから抜け出したり、無駄にアクティブになるのもこのせいだったり。
インフルエンザウイルスは感染すると発症直前くらいにめっちゃアクティブになってやたら人混みに行きたくなる
という話は聞いたことあるな
ウイルスが人の脳を操って感染を広げようとするんだと
ホントかどうかしらんけど新型コロナもそんな性質ありそう
カタツムリに寄生して、鳥に食べられやすくってのがあったけど
哺乳類でもあるのかヤバいなw
寄生虫の生存戦略としては間違っているのでは?
それとも、寄生先を広げるのに役立っているのか?
トキソプラズマは猫科の腸内でないと交尾できないらしい。
そこはなぜか進化しなかったんだな。
で、他の動物の体内にいると交尾できないんで子孫を遺せない。
猫科の動物の体内に移動できたトキソプラズマだけが子孫を遺せた。
そういうわけで
猫科のプレデターに宿主が生きたまま捕食してもらいやすくなることが
トキソプラズマの交尾にとってたまたま有利に働いたってことだろうね。
ちょっと間違ってるぞ
トキソプラズマはネコ科の腸内でのみ「有性」生殖できる、だ
無性生殖ならネコ科以外の体内でも可能
コメントする